今日の地合いが悪いことは予想できたので、デイでは売り中心に銘柄選定をして、相場のぞんだ。
ほとんどの銘柄が、GDスタートで、用意した銘柄に関しても売りでINするのが難しい状況だった。
そこで寄付き直後は、GDが小さい、上昇している銘柄に関して売りを入れた。
前者が、エムスリーで、後者が、ファナック。エムスリーは、売りを入れてから、すぐに少し落ちたので利確できた。
が、ファナックは、なぞ上げで、踏み上げられ、かなり待ってから、微益撤退となった。この上げは、レーティングを好感した上げとニュースで出ていたが、本当にその理由かと思ってしまった。
しばらくして、いくつかの銘柄が上昇してきたので、売りを入れた。
ラクーンを前日比プラスになったところで今日も売り、すぐに落ちたところで利確。非常に効率よく稼げた。
再度、上がってきたときに、売るチャンスはあったが、そろそろ捕まりそうだったので止めておいた。
来週また売るチャンスがあると思う。
オークネットも、前日比プラスになったところで、売りを入れて、少し下がったところで利確。
FVCは、大きく上げたところで売りを入れたのだが、さらに高値へ連れていかれ、何度かナンピンしてやっと同値撤退となった。
この同値撤退をすぐに後悔することになった。急激な折り返しで落ちてきて、上には買いも溜まっていたので、さらに急落することは容易に予想できたのに、利益を得ることなく撤退してしまった。数万円は抜かないといけない取引だった。
唯一の買いとして、シダックスにINして少し利益を得た。昨日の後場、シダックスの動きを見ており、安定した買いが入っていたので、この地合いでも上がると見込んでいた。
スイングでは、PRTIMES、リクルートを打診買い。昨日、買ったIBJを一旦外した。
また、ノムラシステムコーポレーション＜3940＞を売った。この会社はSAP導入をメインとしており、安定的な利益が見込めると考え、何度かスイングの買いで保有してきた銘柄である。
今回、売りを入れたのは、直近の株式分割が、安易な株価つり上げに感じ、反発心が少し沸いたという子供じみた理由なのだが、当然、今期計画が、前年比減収減益という状況ということもある。
また、「新上場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」で、面白いが無謀な方針を立てていたことも若干影響している。
ノムラシステムは、流通時価総額がプライム基準に達していない。100億以上の基準に対して、25億円とかなり足りていない。この状況でよくプライムを選んだとも思うが、基準達成のための考えが凄い。
流通時時価総額は、時価総額 × 流通株式比率 で算出される。
で、流通時価総額をあげる施策としては、時価総額を上げる、流通株式比率をあげるということになるのだが、その内容が凄すぎ。
時価総額は、さらにEPS（一株当たり純利益）×PERに分解して、検討している。
EPS（一株当たり純利益）は、現状の11.75円を20円以上（170%以上）にする。①プライムPJを増やす②採用者数の拡大③教育の強化を柱にする。これは、達成する年限次第で実現可能かも。
PERももちろん利益成長率向上により上げることを考えている。ここが特にすごい。2021年12月30日時点の19.2倍を50倍以上に上げる。まじですかぁ。。。
一時的な理由でEPSが0近くまで落ちて、PERが急騰することはあるが、成長させていって、50倍以上にするって凄い。
そもそも、PERを上げる方法が分かるのなら、投資している側はもっと効率よく儲けることができるのだが・・・・。
PERを上げる施策は、EPSを上げる業績の拡大、株主還元策の強化（配当還元・株主優待）、IR・PRの強化。
DX支援の類似企業のPERが131倍となっており、引き続き高いPERを維持する可能性が高く、
先の施策を実施した結果、ノムラシステムも50倍以上になる蓋然性が高いそうだ。
で、これを2026年12月末までに達成する。これだけ見れば、買いでしょう。
また流通株式比率は、36.3%から45%以上にあげることを、大株主の所有比率を引き下げることを継続協議して実現していく。
こんなに成長する企業の株を手放してくれって、言われても大企業もつらいだろうな。
あまり凄すぎて、私はとりあえず、売りをいれた次第。他にも「新上場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」で凄いことを書いている会社がありそう。探していく。
日経平均先物は買いポジッションを持ったまま様子見。
保有資産：-43万円
確定利益：+2万円（デイスキャ）、+3千円（スイング）、0円（日経平均先物）
